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図1

図1a
図1b

図1 EML4-ALK発現マウスの作製

(A) EML4-ALK cDNAをSPC遺伝子プロモーターによって誘導する発現ユニットを作り、それをマウス卵に注入した。その卵から生まれたマウスは体の全ての細胞の染色体に上記発現ユニットが組み込まれているが、SPC遺伝子プロモーターが肺胞上皮においてのみ活性化されるため、EML4-ALK cDNAは肺胞上皮特異的に発現がONになる。
(B) 本トランスジェニックマウスは両肺に数百個の腫瘤を同時に発症するが(左図矢印)、同部を顕微鏡で検査すると肺腺がんが発症していた(右図)。