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別紙

平成20年度「日本-インド研究交流」新規課題募集概要

1.「日本-インド研究交流」の趣旨・目的

 本研究交流は、日印両国の政府間合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定したインドとの協力分野(「情報通信技術と他の分野を結合した複合領域」)における研究交流を実施することにより、日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。

2. 募集分野

 「情報通信技術と他の分野を結合した複合領域」に関する日本-インド研究交流の課題とします。

3.応募資格

1日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者で、日本とインドにおいてすでに進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究である研究課題を対象とします。

2募集窓口は、日本側研究者はJSTへ、インド側研究者はDST(インド科学技術部)宛に共同プロジェクトとして応募いただきます。

4.実施期間(研究期間)

 原則3年。

5.支援規模
 1課題あたり、総額1,500万円程度を上限とします。(ただし、間接経費を含む)

6.支援の内容

 支援費は研究交流費と試験研究費で構成されます。

 ・ 研究交流費には旅費やシンポジウム・セミナー開催費が、試験研究費には消耗品費や設備備品費などが含まれます。

 ・ 間接経費として、原則として研究交流費と試験研究費の合計の10%以下を支出することができます。

7.採択予定数
 5件程度。

8.応募方法

 府省共通研究開発管理システム (http://www.e-rad.go.jp/index.html )からご応募ください。関係情報は、https://www.jst.go.jp/inter/index.html からも入手できます。

9.募集期間および選定スケジュール
募集期間平成20年6月3日(火)~8月15日(金)(17:00締め切り)
審査同年8月~11月
課題選定同年11月頃
契約同年12月頃
10.選考の方法

 JSTとDSTで別々に選任された専門家で構成される委員会が全ての提案書の評価を行った後、この評価結果をもとにJSTとDSTが協力して支援する課題を選定します。

11.審査にあたっての評価基準

 以下の基準を適用します。

1制度の主旨および対象分野への適合性
2研究代表者の適格性
3計画の妥当性
4研究交流の有効性
5現在の研究活動

12.研究交流費と試験研究費の配分について

 本事業の研究費は試験研究費にも用いることができますが、本事業の趣旨が国際研究交流を支援することにある点に鑑み、研究交流費により多く配分することが期待されています。