戦略的国際科学技術協力推進事業「日本－インド研究交流」における
平成１９年度新規課題の決定について

　ＪＳＴ(理事長　北澤 宏一)は、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本－インド研究交流」における平成１９年度新規課題８件を決定しました（別紙）。
　ＪＳＴでは、平成１５年度から「戦略的国際科学技術協力推進事業」として、政府間合意等に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力対象国・分野における日本と他国の研究者との活発な研究交流を通じて、日本の科学技術のさらなる発展に貢献しています。インドとの協力では、「情報通信技術と他の分野を結合した複合領域」分野が、文部科学省により設定されています。
　今回、日本のＪＳＴとインドの科学技術部（ＤＳＴ）^*との間で協議して「情報通信技術と他の分野を結合した複合領域」分野において、平成１９年４月１１日から８月３１日まで新規課題の募集を行った結果、２９件の応募がありました。募集締め切り後、専門家から構成される国際科学技術協力推進委員による厳正な審査およびＤＳＴとの協議を実施し、その結果、８件の課題を採択しました。
　本事業では、すでにアジアやアフリカ、ヨーロッパ、そしてアメリカにおける１０ヵ国間との研究交流を支援しています。インドとの研究交流は平成１９年度から実施しています。

^*ＤＳＴ(Department of Science and Technology）：
１９７１年に「インドにおける科学技術活動を促進するため」に設立された機関。研究プロジェクトへの支援を行うなどファンディングエージェンシーとしての役割を併せ持つ。
ホームページＵＲＬ： http://dst.gov.in/