JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第462号 > 別紙
別紙

国際科学技術コンテスト支援事業
平成20年度支援対象コンテストの募集概要


I.事業の目的

 本事業は平成16年度より開始したもので、科学技術コンテストの参加者数の拡大や国際科学技術コンテストへの選手の出場支援を行うことにより、高校生等の理数や科学技術に対する興味・関心や目標意識、意欲・能力を高め、学習機会の充実を図り、我が国の社会をリードしうる人材を育成することを目的とするものです。

 今回は、「国内大会開催および国際大会派遣支援」および「国際大会の日本開催」について募集を致します。

II.国内大会開催および国際大会派遣支援の募集の内容

1.支援対象
 本事業で支援対象となる科学技術コンテストは、以下の要件を満たすものとします。
1)世界各国が参加した実施組織を有する科学技術コンテスト、または世界各国の科学技術コンテストと連携し上位大会として参加を得ているコンテストであること。
2)小学生、中学生、高校生のいずれかを主たる対象とした科学技術コンテストであること。
3)科学技術に関する知識を競うのみでなく、問題解決能力または研究等の課題探究能力を競うものであること。
※各種作業等の実技の習熟のみを競うものは不可。
4)国内選抜大会については全国的に募集が行われること。
5)非営利により実施されること。
6)特定の営利企業、商品などの宣伝等が企業の社会貢献活動の範囲を超えていないこと。
7)特定の個人、団体などを非難したり、それらの権利や利益を侵害するおそれのないこと。

2.支援内容
 本事業では、支援対象とする国際科学技術コンテストの実施機関と契約を締結し、実施機関からの計画に基づき、原則として以下の事項を支援します。
1)国際大会への参加支援
○児童生徒の国際科学技術コンテストへの参加
○参加児童生徒に対する理数系分野の才能の伸長を図る取組     等
2)国内選抜活動等への支援
○国際科学技術コンテストへの参加児童生徒を選抜する取組      等
○国際科学技術コンテストへの参加等に関する普及活動
3)その他
○事務局人件費の一部

3.支援金額
 JSTの予算状況を基に支援の内容の範囲において、国際科学技術コンテスト支援事業推進委員会の意見や選考のポイントを踏まえ、科学技術振興機構が決定します。

4.支援期間
 中期目標期間:平成20年度から平成23年度まで(最長)

III.国際大会の日本開催の募集の内容

1.支援対象
 本事業で支援対象となる科学技術コンテストは、以下の要件を満たすものとします。
1)世界各国が参加した実施組織を有する科学技術コンテスト、または世界各国の科学技術コンテストと連携し上位大会として参加を得ているコンテストであること。
2)小学生、中学生、高校生のいずれかを主たる対象とした科学技術コンテストであること。
3)科学技術に関する知識を競うのみでなく、問題解決能力または研究等の課題探究能力を競うものであること。
※各種作業等の実技の習熟のみを競うものは不可。
4)この大会の(日本からの)参加者は全国的に募集が行われた国内大会から選抜されていること。
5)非営利により実施されること。
6)国際大会を日本で開催することについて国際大会側から承認されていること。
7)特定の営利企業、商品などの宣伝等が企業の社会貢献活動の範囲を超えていないこと。
8)特定の個人、団体などを非難したり、それらの権利や利益を侵害したりするおそれのないこと。

2.支援内容
 本事業では、支援対象とする国際科学技術コンテストの実施機関と契約を締結し、実施機関からの計画に基づき、原則として以下の事項を支援します。
○会場借料、問題作成謝金、広報・普及活動経費、事務局経費    等
※国際大会の日本での開催に対する支援は、各年度1コンテストを限度とします(準備期間は除く)

3.支援金額
 支援期間を通じた総額が支援期間内に発生する大会開催にかかる経費の1/2程度を目安として、応募内容やJSTの予算状況を基に、国際科学技術コンテスト支援事業推進委員会の意見および選考のポイントの要件を踏まえつつ、科学技術振興機構が年度ごとに決定します。

4.支援期間
 科学技術振興機構の中期目標期間(平成23年度まで)内で、国際大会の日本開催準備期間から開催の年度まで

IV.提案書の受付

1.期間   平成20年1月16日(水)~ 平成20年2月6日(水) 必着
2.提出先   簡易書留または宅配便で下記までご送付下さい。
  〒102-0081東京都千代田区四番町5番地3
  科学技術振興機構 理数学習支援部 先端学習支援課
  国際科学技術コンテスト支援事業担当
  電話:03-5214-7518、FAX:03-5214-8430