JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第456号 > <用語解説>

<用語解説>

注1)選好注視法
生まれたばかりの乳児など心理的なテストが難しい被験者に対して、何に注目し何を好んでいるのかを測定する方法。乳児でも生後数日のうちにさまざまな刺激に対して注視する行動が表れます。その注視している時間を測定することで、乳児の好みや興味を推定できます。

注2)慣化法
生まれたばかりの乳児など心理的なテストが難しい被験者に対して、2つのものの区別ができるかどうかを測定する方法。1つのものを長く見た後で、そのものと新しいものを同時に見せると、新しいものの方を好んで注視します。これは、前から見ていたものと新しく見たものを識別していることを示しています。