１．「日仏研究交流」の趣旨・目的
本研究交流は、政府間合意に基づき、日仏両国間において、募集分野における研究交流を実施することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
２. 募集分野
「コンピューターサイエンスを含む情報通信技術」に関する日仏研究交流の課題とします。
３．応募資格
日本国内の大学、研究機関、企業などで研究に従事している研究者で、日本とフランスにおいて既に進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究である研究課題を対象とします。
募集窓口は、日本側研究者はＪＳＴへ、フランス側研究者はＡＮＲ（フランス全国研究機構）※ 宛に共同プロジェクトとして応募いただきます。
４．実施期間（研究期間）
原則３年。
５．支援規模
１課題あたり、総額３，０００万円程度を上限とします。（ただし、間接経費を含む）
６．支援の内容
支援費は、研究交流費と試験研究費で構成されます。
７．採択予定数
３件程度。
８．応募方法
ＪＳＴの電子公募システム（https://puf.jst.go.jp/rqp/index.html）からご応募ください。関係情報は、https://www.jst.go.jp/inter/index.htmlからも入手できます。
９．募集期間および選定スケジュール
| 募集期間 | ： | 平成２０年 | １月７日（月）～２月２８日（木）（１７:００締め切り） |
| 審査 | ： | 同年 | ３月～７月 |
| 課題選定 | ： | 同年 | ７月頃 |
| 契約 | ： | 同年 | ８月頃 |
１０．選考の方法
ＪＳＴとＡＮＲで別々に選任された専門家で構成される委員会にて全ての提案書が評価された後、この評価結果をもとにＪＳＴとＡＮＲが協力して支援する課題を選定します。
１１．審査にあたっての評価基準
以下の基準を適用します。
制度の主旨および対象分野への適合性
研究代表者の適格性
計画の妥当性
研究交流の有効性
現在の研究活動
１２．研究交流費と試験研究費の配分について
本事業の研究費は試験研究費にも用いることができますが、本事業の趣旨が国際研究交流を支援することにある点に鑑み、研究交流費により多く配分することが期待されています。
※フランス全国研究機構（ＡＮＲ）は、平成１７年に設立されたファンディングエージェンシーで、フランスにとって優先研究分野に属する研究課題を振興・支援する機関です。
ＡＮＲホームページ：http://www.agence-nationale-recherche.fr/