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<参考図>
図1.キューカービチュリル(ホスト分子)

図1.キューカービチュリル(ホスト分子)

 グリコウリル単位(上記の中央部の5角形が上下2つくっついた部分)が5~10個(この研究では7個のものを使用)環状に連なって環になった化合物で、カボチャ形をしていることから名付けられました。樽の上下が抜けたような形をしているようにも見えますが、キューカービチュリルは、この樽の内部空間に小さな有機分子を取り込む性質があり、最近になって超分子化学のホスト分子としてよく使われるようになってきました。