課 題 名 | 「電力回生型充放電電源装置」 | ||||||
研 究 者 | 東洋大学工学部 教授 柏木 邦宏 | ||||||
所 有 者 | 東洋大学工学部 教授 柏木 邦宏、株式会社千代田 | ||||||
委託企業 | 株式会社千代田 | ||||||
開 発 費 | 118,800,800円 | ||||||
開発期間 | 平成13年3月~平成15年9月 | ||||||
評 価 | 本新技術は、二次電池の開発、製造、検査等で使用される電力回生型充放電電源装置に関するものである。 従来技術の電源装置は、充電装置と放電装置が個別に必要で、装置の大型化が余儀なくされると共に、放電時の電力回生でバイアス電源を必要とし、回生効率も40%と低く、無駄にエネルギーが消費されている。 本新技術は、電力の正逆双方向伝送を可能にする双方向半導体スイッチング素子とパルス位相変調(Pulse Phase Modulation)方式を採用することで、バイアス電源が不要となり、電力の回生効率は成否の認定基準値70%を大幅に上回る85%以上が得られ、従来技術に比較し、2倍以上の回生効率を可能にしたものである。 本新技術は、モバイル社会、高度エネルギー社会の基盤を担う二次電池業界等で省エネルギー化を目的に広く利用が期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成16年2月27日 |