「重点地域研究開発推進プログラム（研究開発資源活用型）」
における平成１９年度新規課題の決定について

　ＪＳＴ（理事長　沖村憲樹）は、「重点地域研究開発推進プログラム（研究開発資源活用型）」の平成１９年度新規課題を決定しました（別紙１）。
　本事業は、地域イノベーション創出総合支援事業として、地域における産学官共同による企業化に向けた研究開発に対する支援を行うものです。ＪＳＴイノベーションプラザ・サテライトにおける育成研究等により地域に蓄積された研究成果、人材、研究設備等の研究開発資源を有効に活用し、実機レベルのプロトタイプ開発等、産学官共同により企業化に向けた研究開発を行い、地域企業への円滑かつ効果的な技術移転を図り、地域におけるイノベーション創出を目指します。
　本年度の募集は、平成１９年４月２日から５月１６日の期間で行い、２０課題の応募がありました。「重点地域研究開発推進プログラム（研究開発資源活用型）」アドバイザリボード（別紙２）が事前評価を行い、その結果に基づき、３課題を決定しました。
　採択された３課題のうち、地域イノベーション創出総合支援事業の「育成研究」により支援を行ったものが１課題、「地域結集型共同研究事業」や「知的クラスター創成事業」などの成果によるものが２課題であり、地域における産学官連携事業の成果を活かしたものです。
　今後、契約等の条件が整い次第、実施に着手する予定です。