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別紙1

平成19年度「日米研究交流」新規募集概要

1.「日米研究交流」の趣旨・目的

 日本-米国(NSF)間での募集分野における研究交流を強化することにより、この分野における世界的な研究成果を得、革新的な技術を創出することを目的としています。

2.募集分野

 「高度化センサー技術」分野を対象としております。
平成19年度は、「安全・安心な社会に資するための科学技術」の一分野である「高度化センサー技術」に係わる、平和利用に限定した下記に関する日米研究交流の具体的課題の提案を募集します。

1安全・安心な社会のためのセンサー技術並びにセンサー利用システムの研究(ビル等の建造物、道路や橋梁等の公共施設、他の地震や自然災害対応、他)
1生活の質の向上を目指したセンサー技術並びにセンサー利用システムの研究(老化対応、ハンディキャップ対応、他)

3.応募資格

1 日本国内の大学、研究機関、企業などで研究に従事している研究者で、既に進行中の研究が日本と米国との研究交流により強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究である研究課題を対象とします。
1 募集窓口は、日本側研究者はJSTへ共同プロジェクトとして応募いただきます。

4.実施期間(研究期間):

原則3年

5.支援規模:

1課題あたり、総額1,500万円程度/3年(500万円/1年)を上限とします。(ただし、間接経費を含む)

6.支援の内容:

支援費は研究交流費と試験研究費で構成されます。
・研究交流費は、旅費、シンポジウム・セミナー開催費が、試験研究費には消耗品費、設備備品費などが含まれます。
・間接経費は、原則として研究交流費と試験研究費の合計の10%以下を支出することができます。

7.採択予定数:

5件程度

8.応募方法:

JSTの電子公募システム(https://puf.jst.go.jp/rqp/index.html)からのご応募をお願いいたします。

9. 募集期間および募集スケジュール:

提案書類の受付: 平成19年8月1日(水)~10月31日(水)(24時)
(電子公募システムでの受付)
審 査 (予定)  : 平成19年11月~平成20年1月
課題選定(予定): 平成20年2月頃
契 約 (予定)  : 平成20年3月

10.選考の方法

専門家で構成される委員会にて全ての提案書が評価された後、この評価結果を基にJSTとNSFは協力して支援する課題を選定します。

11.審査にあたっての評価基準

以下の基準を適用します。
1 制度の主旨及び対象分野への適合性
1 研究代表者の適格性
1 計画の妥当性
1 研究交流の有効性
1 現在の研究活動

NSF(米国国立科学財団)は科学工学分野での基礎研究・教育を促進する米国政府機関です。NSFの様々なポートフォリオの中で国際活動が支援されており、国際科学工学部がパリ、東京、北京のNSF海外事務所で国際協力の先導を担っています。
URL:http://www.nsftokyo.org/