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別紙1

平成19年度「日中研究交流」新規募集概要

1.「日中研究交流」の趣旨・目的

日本-中国(MOST)間での募集分野における研究交流を強化することにより、この分野における世界的な研究成果を得、革新的な技術を創出することを目的としています。

2.募集分野

「環境保全及びエネルギーの高度利用に関わる材料技術」分野を対象としております。

3.応募資格

1 日本国内の大学、研究機関、企業などで研究に従事している研究者で、日本と中国において既に進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究である研究課題を対象とします。
1 募集窓口は、日本側研究者はJSTへ共同プロジェクトとして応募いただきます。
1 日本国内の企業に在籍する研究者からの応募は日本側では応募可能です。

4.実施期間(研究期間):

原則3年

5.支援規模:

1課題あたり、総額2,250万円程度/3年(750万円/1年)を上限とします。(ただし、間接経費を含む)

6.支援の内容:

支援費は研究交流費と試験研究費で構成されます。
・研究交流費は、旅費、シンポジウム・セミナー開催費が、試験研究費には消耗品費、設備備品費などが含まれます。
・間接経費は、原則として研究交流費と試験研究費の合計の10%以下を支出することができます。

7.採択予定数:

5件程度

8.応募方法:

JSTの電子公募システム(https://puf.jst.go.jp/rqp/index.html)からのご応募をお願いいたします。

9. 募集期間および募集スケジュール:

提案書類の受付: 平成19年7月15日(日)~8月31日(金)(24時)
(電子公募システムでの受付)
審 査 (予定)  : 平成19年9月~11月
課題選定(予定): 平成19年12月上旬
契 約 (予定)  : 平成19年12月下旬

10.選考の方法

専門家で構成される委員会にて全ての提案書が評価された後、この評価結果を基にJSTとMOSTは協力して支援する課題を選定します。

11.審査にあたっての評価基準

以下の基準を適用します。
1 制度の主旨及び対象分野への適合性
1 研究代表者の適格性
1 計画の妥当性
1 研究交流の有効性
1 現在の研究活動

MOST(科学技術部国際協力局)は1977年に設立した、本部を北京におく政府組織です。基礎研究、科学技術成果の普及・産業化のみならず、ハイテク産業開発区の管理、先進国からの技術移転まで広範な業務を任されています。
URL:http://www.most.gov.cn/eng/index.htm