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<参考図>

図4. リピドIVaとMD-2の結合と相互作用の詳細A
図4. リピドIVaとMD-2の結合と相互作用の詳細B

図4. リピドIVaとMD-2の結合と相互作用の詳細

 上図のAは図3の構造を40°回転させた方向から見たものです。ポケットの入り口にはリピドIVaの糖(NAG)、XP1とXP2のリン酸基はポケットの入り口のβ 鎖のβ6bとβ7に沿うように存在します。
 図中、BはAの結合部位を拡大したもので、ステレオ対として、リピドIVaの原子とMD-2の原子間の相互作用を示しています。赤が酸素、青が窒素、灰色が炭素(MD-2のものが薄い、リピドIVaのものが濃い灰色)、ピンクがリンの各原子です。結合している水分子の酸素原子(W1~W6)も赤で示しています。点線は水素結合です。アミノ酸残基を、1文字表記に番号を付して示してあります。