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<参考図>

図1. 自然免疫系のMD-2とTLR4の受容体、敗血症のイメージ

図1. 自然免疫系のMD-2とTLR4の受容体、敗血症のイメージ

 グラム陰性細菌の病原性のリポ多糖(LPS)はエンドトキシンともよばれ、自然免疫系のTLR4受容体を活性化します。この免疫応答は感染からの防御を担っていますが、感染による過度の活性化が敗血症を引き起こします。全身的に急速に進行するショック症状がエンドトキシンショック(敗血症性ショック)です。