課 題 名 | 「ハイドロゲル剤型創傷被覆材」 | ||||||
研 究 者 |
(株)イービーシステム代表取締役 幕内恵三(元日本原子力研究所) 日本原子力研究所 高崎研究所 環境機能材料研究室長 吉井文男 | ||||||
所 有 者 | 日本原子力研究所、ニチバン株式会社 | ||||||
委託企業 | ニチバン株式会社 | ||||||
開 発 費 | 315,450,469円 | ||||||
開発期間 | 平成8年3月~平成14年9月 | ||||||
評 価 | 本新技術は、水溶性高分子材料に、低エネルギー電子線を照射して、高分子鎖を架橋させることにより、吸水性に富みながらも強度に優れるハイドロゲル剤型創傷被覆材の製造技術に関するものである。 本新技術により得られたハイドロゲルは適度な吸水性と保水性を持つため、滲出液の多少に関わらず創傷面を湿潤環境に保つことが出来、治癒促進効果を発揮した。 さらに本開発品には透明で傷の状況を見やすく、水分を吸ってもゲルは強度を保つので取り扱いやすい等の特徴があることから、創傷被覆材として、熱傷、皮膚潰瘍、採皮創、褥瘡等に幅広く利用されることが期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成14年10月31日 |
本件に関する問い合わせ先 独立行政法人 科学技術振興機構 開発部開発推進課 住本、菊地 住所:東京都千代田区四番町5-3 TEL:03-5214-8995、FAX:03-5214-8999 |