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図3

(a)前端面(図2参照)から測定 (b)後端面(図2参照)から測定

図3 集積素子の発振スペクトル

 (a)は、半導体導波路光アイソレータを通った半導体レーザ光の波長と消光比を示したグラフです。外部磁石の反転(±1kG:グラフの赤と緑の線)によって、波長1543.8ナノメートルの消光比が4dBの強度変化を示しています(グラフの矢印部分)。
 (b)は、半導体導波路光アイソレータを通らない半導体レーザ光の波長と消光比を示したグラフです。外部磁石の反転(±1kG:グラフの赤と緑の線)を行っても、強度変化を示していません。
 これらの測定結果は、半導体レーザと半導体導波路光アイソレータの一体集積化素子で、実際に光アイソレーション(絶縁)が得られていることを示しています。