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科学技術振興機構報 第322号

平成18年8月10日

東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興機構(JST)
電話(03)5214-8404(総務部広報室)
URL https://www.jst.go.jp/

「産学共同シーズイノベーション化事業 顕在化ステージ」
(平成18年度 第1回公募)における採択課題の決定について

 JST(理事長 沖村憲樹)は、「産学共同シーズイノベーション化事業 顕在化ステージ」(平成18年度第1回公募)における採択課題53件を選定いたしました。
 産学共同シーズイノベーション化事業は大学・公的研究機関等の基礎研究に着目し、産業界の視点からシーズ候補を顕在化させ、大学・公的研究機関等と産業界との共同研究によってイノベーションの創出に繋げることを目的とする事業です。本事業の顕在化ステージでは、大学等の基礎研究に潜在するシーズ候補を産業界の視点で見出し、産学共同研究により、シーズ候補の顕在化の可能性を検証するためのフィージビリティスタディを行います。
 本年度の顕在化ステージ第1回公募(全3回)は、平成18年4月3日(月)から5月31日(水)の期間で行い、合計で193件の応募がありました。募集締切後、外部有識者の協力のもと、プログラムオフィサーが課題の独創性、目標設定の妥当性、産学共同での研究体制の妥当性、提案内容の実行性、イノベーション創出の期待などの観点から選考を行いました。
 今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。

 なお、今回の採択課題の特徴は以下のとおりです。
 1 分野としては医療・福祉、化学関係が多い
 2 国立大学が4分の3を占めるものの、私立大学、公立研究所、高専も採択
 3 企業規模別では、中堅企業が多い
 4 シーズ候補を見出したきっかけは、大学等やJSTの研究報告会が多い

(別紙)顕在化ステージ(平成18年度第1回公募) 採択課題一覧
(参考1)産学共同シーズイノベーション化事業 顕在化ステージ について
(参考2)産学共同シーズイノベーション化事業 プログラムオフィサー一覧
(参考3)顕在化ステージ(第1回公募) 採択課題(53件)の特徴

<お問い合わせ先>

独立行政法人科学技術振興機構
 産学連携事業本部 技術展開部 イノベーション創出課
 担当:廣田勝巳(ヒロタ カツミ)、坪田高樹(ツボタ タカキ)
   TEL:03-5214-7995 FAX:03-5214-8496 E-mail: