独創的シーズ展開事業「独創モデル化」における
平成１８年度新規採択課題の決定について

　ＪＳＴ（理事長　沖村憲樹）は、独創的シーズ展開事業「独創モデル化」の平成１８年度新規採択課題２０件を選定しました。
　「独創モデル化」プログラムは、研究開発型の中堅・中小企業が有する新技術コンセプト（新しい産業を生み出す可能性等を有する、大学や公的研究機関等の研究成果を基にした技術的な概念や製品構想）をＪＳＴ、企業、大学・公的研究機関等（研究者）が協力して、試作品として具体的な形とすることや実用化に向けて必要なデータ取得等のモデル化を実施することにより育成するものです。モデル化により企業化開発に移行するために必要なデータを取得し、その後の新技術の実用化を促進し、新産業の創出に寄与します。
　今年度は９６件の応募があり、プログラムディレクター及びプログラムオフィサーにより課題の新規性、企業化の可能性、社会的意義、モデル化の目標の妥当性等の観点から審査（事前評価）し、課題の選考を進めてきました。
　今後、契約等の条件が整い次第、実施に着手する予定です。