別 紙

研究情報データベース化事業
データベースの概要

データベース名 BirdBase ―アジアの鳥類分布データベース―
研究機関名 北海道環境科学研究センター
URL http://birdbase.hokkaido-ies.go.jp/
概   要 本データベースでは、絶滅危惧鳥類約240種を含むアジア地域における鳥類の分布データ約40万件(約820種、観測地域130,000点)を収録した。アジアの特に重要な自然環境地域と鳥類についての他に類のない豊富なデータを提供するというだけでなく、自然保護計画立案のための基礎データとしての利用ができる。WebGISソフトを使用した鳥類分布データの3種の検索(種名、地域別、生息地別)と資料のキーワード検索が可能である。また、外部の鳥類調査グループが鳥類分布観察データを入力するためのスタンドアローンで稼働する入力支援ツールを提供でき、入力された複数グループの観察データを収集統合することができる。さらに外部の鳥類調査者は登録することにより、インターネットを介して調査者同士の観察データの交換が可能である。今後も年間約1万件ずつのデータ更新を予定している。
データベース名 森林動態データベース(略名:FDDB)
研究機関名 独立行政法人 森林総合研究所
URL http://fddb.ffpri-108.affrc.go.jp/
概   要 本データベースは、国内8か所の天然林試験地で森林総合研究所が長期にわたり蓄積した、約3万本の樹木のデータベースである。成木データ(胸高直径5cm以上)を基本とし、各試験地ですべての成木の位置、樹種、サイズ(胸高周囲長)、生死の状況などのデ?タ、約30万件をデータベース化している。試験地によっては、稚樹、実生、種子生産、落葉落枝量、GIS(地理情報)データなども収録されている。試験地別、生活史クラス別(当年生実生、実生、稚樹、成木)に、幹数・幹断面積・バイオマスの経年変化や、幹の空間分布、直径階分布が検索・図化できる。またユーザ登録により搭載されているデータのダウンロードが可能である。本データベースは炭素吸収源としての森林の役割や、生物多様性保全に果たす森林の機能に関する貴重な情報源である。今後も調査データの追加を行うとともに、新たな試験地の追加を予定している。
■ 戻る ■


This page updated on October 9, 2003

Copyright©2003 Japan Science and Technology Agency.