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図2.SADキナーゼを発現する部位のDNA分子構造

図2.SADキナーゼを発現する部位のDNA分子構造
SADキナーゼは、線虫からヒトまで種を超えてほぼ同じ構成部分を持つ、リン酸化酵素となるたんぱく質です。キナーゼドメインは他のたんぱく質にリン酸基を付加するための領域で、マークキナーゼと呼ばれる他のリン酸化酵素と高い相同性を有しています。また、中央の部分とカルボキシル末端(右側の部分)には、遺伝子が種を超えてよく保存された領域が存在します。