| 番号 |
課 題 名 |
提案者（研究者／企業） |
研究
期間 |
概 要 |
| 1 |
骨髄幹細胞を用いた神経再生医療へ向けた実用化研究開発 |
札幌医科大学医学部脳神経外科
講師 本望 修
教授 宝金 清博
北海道大学大学院医学研究科
教授 佐々木 秀直 |
3年 |
提案者等はヒト骨髄細胞群のなかで高率に神経系細胞へ分化する幹細胞群を同定し、骨髄細胞が神経再生医療に極めて有用であることを世界ではじめて突き止めた。この技術は現在治療が困難な脳梗塞、痴呆、パーキンソン病の治療に有効であることが想定されるため、中枢系疾患モデルでの有効性等を確立し、初期臨床試験を実施して治療効果を検証する。 |
| （株）レノメディクス研究所（北海道） |
| 2 |
自己組織化法を用いた細胞増殖制御機能を有する医療デバイスの開発 |
北海道大学電子科学研究所
教授 下村 政嗣
助手 田中 賢
北海道大学医療技術短期大学部
教授 松下 通明
北海道大学遺伝子病制御研究所
助教授 浜田 淳一 |
3年 |
提案者等は、空気中の水蒸気の分子自己組織化を利用して自由に設計できる高分子多孔膜製造法を開発した。この膜上で細胞培養したとき、正常細胞は機能が向上し、癌細胞は死滅または増殖抑制を起こすという新事実が判明している。本提案では膜の孔径の精密制御により癌治療用膜、血管、胆管狭窄治療用ステント、小口径人工血管などの開発を行う。 |
ゼオンメディカル（株）（東京都）
（株）札幌総合病理研究所（北海道） |
| 3 |
知識メディアを基盤とする情報処理技術に関する研究～バイオ分野およびメディカル分野への応用～ |
北海道大学大学院工学研究科
教授 田中 譲 |
3年 |
提案者等は、Web上に存在する膨大な情報やサービスを統合・管理し、同時にリアルタイムで情報の可視化を可能とする、世界で唯一の技術を開発した。本課題研究をスタートした後、早い時期にベンチャーを立ち上げ、これを中心に提案企業であるシーズラボ、北大知財本部、その他関係会社が参加して事業化を推進する。 |
（株）シーズ・ラボ（北海道）
情報芸術研究所（株）（神奈川県） |