(注1) | 筋電信号:脳から脊髄を通り筋肉に指令が伝わり、その指令に従って筋肉が活動を始め収縮する。この活動している電位を計測した信号のことをいう。筋肉が収縮した結果として発生するものではなく、筋肉を収縮させる原因の信号を計測したものである。 |
(注2) | 大脳の運動野:大脳の機能は、場所によりある程度決まっている。視覚野、聴覚野など機能により異なる名前が付けられている。運動に関係する脳の領域を運動野と呼び、運動野の中の一次運動野と呼ばれる部分から筋肉へ運動指令が送られる。 |
(注3) | 線形回帰:複数の変数それぞれの重要度にしたがって、それらの合計値を計算する。この合計値と目的の信号が一致するように、それぞれの重要度を決める計算手法。 |
(注4) | ニューラルネットワーク:神経細胞による信号伝達をまねた計算方法により入力と出力の複雑な関係を学習していく方法。 |
(注5) | ブレイン-マシン・インタフェース:私たちの身体は脳の神経細胞が活動することによって発生する信号が各部署に送られて動く。身体の代わりにインタフェースをつないだロボットを用意し、脳で発生する信号を直接インタフェースに入れることによって、ロボットをまるで自分の身体のように動かすシステム。 |