JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第255号 > 用語解説

【用語解説】

注1 光(周波数)コム:等間隔のスペクトル分布を持つ光源。コムとは櫛の意味。
注2 モード同期半導体レーザー: 数ピコ秒の時間幅に波長制御された超短光パルスを、正確に10GHzのSDH周波数で安定的に発生させることができる光源。
注3 スーパーコンティニウム光源: 高エネルギーの短パルスを特殊なファイバに通すことにより得られる広帯域光源。
注4 単一波長レーザー: 複数の波長のいずれか1つだけを強く発光するレーザー。
注5 多波長レーザー: 複数の異なる波長を同時に発光するレーザー。
注6 非線形光学結晶(LiNbO3):非線型分極を利用して光の周波数変換・変調を行うために用いられる光学結晶。LiNbO3(ニオブ酸リチウム)はその代表的な例。
注7 導波路: 波動を一定領域に閉じこめて伝送する回路または線路。
注8 真空蒸着: 真空にした容器の中で、蒸着材料を加熱させ気化もしくは昇華して、少し離れた位置に置かれた被蒸着物の表面に付着させ、冷却して薄膜を形成すること。
注9 電気光学変調器: 電気信号により光の振幅、位相、周波数、方向などを変える光変調器の一種。
注10 光共振器: レーザー発振を起こすために用いられる一対の反射鏡。
注11 波長分割多重光通信: 光信号を複数の異なる波長にのせて、それらを合波して通信する光通信の方式。
注12 時分割多重光通信: 時間軸上に多数の信号を交互に並べて送出して通信する光通信の方式。
注13 サイドバンド:スペクトルのメイン信号に付随して両裾の部分に現れる信号。