図4
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図4 20Sプロテアソームの分子集合機構:多段階逐次会合モデル
今回新たに発見したシャペロン分子複合体PAC1-PAC2は7種類のαサブユニットがリングを形成する土台を提供するとともに、形成されたαリングが異常な凝集体を作ってしまうことを防ぐ。その働きにより正常なハーフ・プロテアソームが形成され、別のシャペロン分子であるUmp1の働きによりハーフ・プロテアソームが二量体化し、20Sプロテアソームが完成する。Ump1, PAC1-PAC2ともに完成した20Sプロテアソームにより分解され役目を終える。