科学技術振興機構報 第174号

平成17年5月11日

東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興機構(JST)
電話(03)5214-8404(総務部広報室)
URL http://www.jst.go.jp

研究者情報発信活動推進モデル事業「モデル開発」における
平成17年度の募集について

 JST(理事長 沖村憲樹)は、平成17年度の「研究者情報発信活動推進モデル事業『モデル開発』」の募集を平成17年5月12日(木)から開始します。

 本事業は、大学等の研究者と国民とが双方向のコミュニケーションを図る機会を充実し、研究者等と国民とが科学技術に関して相互理解を促進することを目的とするものです。
 具体的には、次の4つを中心とする取組みを行います。
(1)研究者等と国民の双方が利用できる総合相談窓口の設置
(2)研究者情報発信活動ウェブサイトの構築
(3)研究者自身が行う優れたアウトリーチ活動(*)の支援
(4)アウトリーチ活動を行う研究者が参画する講演会やイベントの実施
 今回は、前述4つの取組みのうち、(3)の研究者自身による優れたアウトリーチ活動の支援策として、「モデル開発」を行います。本活動は、研究者自身が行うアウトリーチ活動について「アウトリーチ活動として想定されるプロトタイプ手法」を公募し、手法開発とこれを用いた実践活動の評価を行うことによって、プロトタイプモデルの確立を目指すものです。
 本活動の実施や開発されたモデルの普及を通じて、研究者のアウトリーチ活動の促進やアウトリーチ活動を行う人材の育成に寄与することが期待されます。(別紙)
 詳細については、ホームページ(URL http://rika.jst.go.jp/outreach/top.htm) の募集要項、申請書(ダウンロード可)を参照。

(*)アウトリーチ活動(「第3期科学技術基本計画の重要政策(中間とりまとめ)」より引用)
国民の研究活動・科学技術への興味や関心を高め、かつ国民との双方向的な対話を通じて国民のニーズを研究者が共有するため、研究者自身が国民一般に対して行う双方向的なコミュニケーション活動。

(別紙)研究者情報発信活動推進モデル事業「モデル開発」平成17年度募集の概要

<問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構
科学技術理解増進部 連携事業課
担 当:山本、安藤
電 話:03-5214-7493
FAX:03-5214-8430