バイオインフォマティクス推進事業における研究開発課題の募集

　ＪＳＴ（理事長　沖村憲樹）は、情報流通業務の一環として実施しているバイオインフォマティクス推進事業において、平成１７年度の研究開発課題の募集を平成１７年３月２２日（火）より開始します。
　この事業は、急速に進展している先端生物科学と膨大な遺伝子情報等を解析するための情報科学との融合によるバイオインフォマティクスの推進を目的として、生物情報データベースの高度化・標準化を行い、情報科学と生物科学との融合型ゲノム解析ツールの開発及び創造的な情報生物科学の研究開発の推進を行っています。
　募集する研究開発課題は、多様な生物研究より発生した情報源（データベース、実験、文献）に由来するデータを収集、整理（解析）し、知識発見、知識表現の方法論、技術の研究開発や、多様なデータが発生する際の実験デザインから情報科学的観点を取り入れ、データ収集から蓄積、解析にいたるデータベース化の基盤となる情報処理技術に焦点をあてた研究開発です。生命科学情報から、生命現象の原理や法則を発見し、体系化するための情報科学と生物学が融合したアプローチが対象となります。
　応募要領の詳細については、バイオインフォマティクス推進事業　BIRDのホームページ (URL: http://www.jst.go.jp/nbdc/bird/) をご覧下さい。
　なお、本募集は平成１７年度政府予算の成立を前提としております。