図2 本研究で得られた磁気抵抗効果の特異な振る舞い(黒線が実験結果)。

トンネル磁気抵抗効果(TMR)が電圧の変化とともに符号反転を伴って振動している。赤線は、コバルト粒子内でのスピン緩和時間を150ナノ秒としたときの計算結果であり、実験結果をよく再現している。