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科学技術振興機構報 第1331号

平成30年8月2日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

JREC-IN PortalがEURAXESSとデータ連携を開始

JST(理事長 濵口 道成)は、研究人材のためのキャリア支援ポータルサイトJREC-IN Portal注1)と欧州委員会(EC)の運用する研究者支援サービスEURAXESS注2)のデータ連携を平成30年8月2日(木)から開始しました。

JREC-IN Portalは、研究者・研究補助者・技術者等を対象としてキャリア関連情報の提供を行っているWebサービスで、日本国内の研究人材向けの求人公募情報を毎月約2000~4000件掲載しています。EURAXESSはEU域内で活動する研究人材の流動促進とキャリア支援を目的としたサービスで、毎月2000~5000件程度のEU域内の研究人材向け求人公募情報を、インターネットで公開しています。

このデータ連携は、日本とEU域内とでの研究人材の流動を促進することを目的としています。データ連携を通じ、JREC-IN PortalとEURAXESSは、求人公募情報を交換し、相互のWebサイトに掲載します。これにより、EU地域の求人に日本の研究者が応募する機会、およびEUの研究者が日本の求人に応募する機会が増加し、活発な人材流動が行われることが期待されます。

ホームページURL:https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop

<用語解説>

注1)JREC-IN Portal
研究人材の流動を目的にJSTが運用する、研究者・研究支援者・技術者等の研究人材のキャリア形成・能力開発を情報面から支援するポータルサイト。研究人材向けの求人公募情報掲載、求職活動のための便利なツールの提供、キャリア形成のための読み物・教材の掲載等を行っている。
注2)EURAXESS
研究人材の流動を目的に欧州委員会研究イノベーション総局(DG-RTD)が運用する、EU域内を拠点に活動する研究人材のためのサービス。サービスの一環として、Web上でEU域内の研究人材向け求人公募情報を集約して掲載している。

<本成果が貢献しうる持続可能な開発目標(SDGs)>

目標8 働きがいも経済成長も 目標8

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

SDGsは、平成27年9月の国連総会において採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核となる「人間、地球および繁栄のためのより包括的で新たな世界共通の行動目標」です。

http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう 目標9

強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

SDGsは、平成27年9月の国連総会において採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核となる「人間、地球および繁栄のためのより包括的で新たな世界共通の行動目標」です。

http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

<お問い合わせ先>

中島 律子(ナカジマ リツコ)
科学技術振興機構 知識基盤情報部 人材情報グループ
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
Tel:03-5214-8456 Fax:03-5214-8460
E-mail: