1.目的
科学の甲子園ジュニアは、理科や数学などにおける複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、全国の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供することによって、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的とします。
2.全国大会の実施・協力体制
- ① 主催 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
- ② 共催 茨城県、茨城県教育委員会、つくば市
- ③ 後援 文部科学省(予定)、全日本中学校長会、全国中学校理科教育研究会、公益社団法人 日本理科教育振興協会
- ④ 協力 都道府県教育委員会、その他の関係機関
3.開催日程
① 平成30年12月7日(金)~9日(日)
② 大会の日程は以下のとおり(行事は変更される場合があります)
12月7日(金) |
開会式 |
12月8日(土) |
筆記競技、実技競技 |
12月9日(日) |
表彰式 |
4.場所
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)
つくばカピオ(茨城県つくば市竹園1丁目10番地1)
5.出場チーム
- ① 各都道府県教育委員会は当該都道府県内のすべての中学校などを対象とした全国大会の代表を選考するための都道府県大会を行います。その実施方法は当該都道府県教育委員会の定めによります。
- ② 全国大会出場チームは、1都道府県1チームとします。
- ③ 全国大会出場チームは複数の学校で編成される場合もあります。
- ④ 出場チームは中学1、2学年の生徒(中等教育学校前期課程にあっては同年次の生徒)で構成します。
- ⑤ 出場チームの員数は6人とします。
6.競技の種類
筆記競技と実技競技を実施
- ① 筆記競技
理科や数学などの複数分野において、実生活・実社会との関連や融合領域に配慮して出題し、生徒の修得済みの知識に加えて、競技に必要な新たに示された情報を統合することで課題を解決する内容とします。
- ② 実技競技
ものづくりの能力、コミュニケーション能力などを用いて課題を解決する力を競います。
7.競技の形式
筆記競技、実技競技ともに、各出場チームが競技ごとに定められた人数からなる競技チームを構成し、課題を分担、相談するなど協働して、その成果を競い合います。競技数、競技者数および競技時間は以下の通りです。
種目 |
競技数 |
競技者数 |
競技時間 |
筆記競技 |
1競技 |
6名/1競技 |
70分程度/1競技 |
実技競技 |
2競技 |
3名/1競技 |
90分程度/1競技 |
8.表彰等
- ① 主催者が定めた審査委員会が、各競技の成績点数の合計によって優勝チームを決定します。
- ② 優勝チームに文部科学大臣賞を授与するほか、成績上位チームについても表彰します。
- ③ 主催者は協賛企業などを広く募り、その他の表彰を授与します。
- ④ 成績上位の出場チームについては、その成績を公表します。全出場チームの成績は当該教育委員会に提供します。
以上