課 題 名 | 「ハイサイクル樹脂成形用積層金型」 | ||||||
研 究 者 | 独立行政法人理化学研究所顧問 中川威雄 | ||||||
所 有 者 | 独立行政法人理化学研究所 中川威雄(独立行政法人理化学研究所顧問) 山崎久男(株式会社積層金型研究所代表取締役) | ||||||
委託企業 | 株式会社積層金型研究所 | ||||||
開 発 費 | 143,330,298円 | ||||||
開発期間 | 平成14年2月~平成16年8月 | ||||||
評 価 |
本新技術は、レーザ等で切断した金属薄板を積み重ねることで三次元形状を創生する金型製作手法で、積層材の結合方法や冷却水路の最適化により、成形サイクルの短い(熱交換特性に優れた)ブロー成形用金型を低コストで製作する技術に関するものである。 本開発では、製品の三次元CADデータからブロー成形に最適な金型構造と冷却水路部等のスライスデータを作成した。積層材に冷却効果の高い銅板を用い、レーザにて冷却水路部等を加工した後、外周をシャーリング切断し積層した。銅板の結合には各積層材の間にハンダ箔を挟み、真空加熱炉にて加熱・加圧して積層ブロックを形成し、形状部は機械加工により製作した。 本金型でブロー成形を実施した結果、目標とする認定基準値を上回る成形サイクルタイムの短縮が実現できた。 本新技術により、金型製作期間の短縮、成形サイクル短縮による生産性の向上など成形費を含めた金型のトータルコストの削減が図れるため、自動車、電気機器用部品等の樹脂成形用金型への利用が期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成16年11月1日 |