JST(理事長 濵口 道成)は、戦略的創造研究推進事業(CREST)「ナノスケール・サーマルマネージメント基盤技術の創出」研究領域(研究総括:慶應義塾大学 理工学部 粟野 祐二 教授、副研究総括:東京大学 大学院工学系研究科 丸山 茂夫 教授)の平成29年度研究提案募集における新規採択研究代表者および研究課題を決定しました。
本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとに推進すべき研究領域と研究領域の責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定めます。研究提案を研究領域ごとに募集し、研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら選考します。「CREST」では、研究領域のもとで選定された研究代表者が研究チームを編成し、そのチームの研究を推進します。
平成29年度研究提案募集を行った結果、本研究領域では産学官各界の研究者から58件の応募がありました。 (別紙1)。
募集締め切り後、書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、5件の研究課題とその研究代表者を採択しました。
なお、詳細は下記ホームページを参照してください。
CRESTホームページ:https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/
※CRESTの他研究領域およびさきがけ、ACT-Iの平成29年度新規採択課題については、科学技術振興機構報第1276号をご覧ください。