JST(理事長 濵口 道成)は、熊本復興支援(地域産学バリュープログラムタイプ)(研究開発期間:原則6ヵ月間、研究開発費:基準額300万円)の公募における新規課題27件を決定しました(別紙)。
熊本復興支援(地域産学バリュープログラムタイプ)は、平成28年熊本地震の被災地域の復興のため、その目的に資する研究課題に対して試験研究開発費を支援するプログラムです。
今回は、平成29年6月27日(火)から7月20日(木)までの間に募集を行い、熊本県内外から94件の応募がありました。募集締め切り後、外部専門家の協力のもと、対象地域内復興への寄与という観点を中心に、目標設定の具体性、課題の独創性(新規性)および技術の優位性、計画の妥当性、イノベーション創出の可能性(研究成果の波及効果の可能性)などの観点から審査し、その結果をもとに課題を決定しました。
JSTは、このプログラムを通じ、震災前の状態への復旧にとどまらず、新たなイノベーションの創出を図り、被災地の復興促進に貢献することを目指しています。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。