俯瞰報告書(2017年)では、分野ごとに、俯瞰対象分野の全体像(俯瞰の構造と範囲、研究開発の歴史・変遷、研究開発を取り巻く現状、今後の展開と日本の研究開発戦略の方向性)を記述するとともに、全分野を通じて25俯瞰区分・168研究開発領域について、国内外の研究開発動向や科学技術的・政策的課題等とともに、日・米・欧・中・韓等の国際比較(基礎研究/応用研究・開発フェーズごとの現状・トレンド)などの情報をまとめている。
詳細な内容は各分野の報告書を参照いただきたい。なお、分野別の俯瞰報告書のほか、主要国の科学技術イノベーション政策等をまとめた「主要国の研究開発戦略」も合わせて参照いただきたい。
また俯瞰報告書(2017年)では、各分野の俯瞰報告書の結果から、「世界の技術革新の潮流」「科学技術における日本の位置づけ」「日本の挑戦課題」を抽出した(表2~6)。さらに各分野全体を俯瞰し導出されるこれらのポイントを抽出した(表1)。これらについては、分野別の俯瞰報告書のエッセンスをまとめた「概要版」に掲載している。
項目 | 内容 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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日本の挑戦課題 |
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項目 | 内容 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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日本の挑戦課題 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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日本の挑戦課題 |
◆今後国として取り組むべき研究開発課題 ①人間活動も含め地球を1つのシステムとして理解し、人と自然の営みを維持・発展させるため、統合的な研究開発が求められる。
②顕在化した事象への対処のみならず起こりうる事象を予測し対処するため、地球システムモデル(ESM)・気候変動影響予測モデルの開発と応用が求められる。
③観測の対象・地点・頻度の増加が予測されるため、観測や評価の低コスト化・省力化が求められる。
◆研究システム・制度の課題 ①長期間の継続的な観測によるデータ蓄積が研究開発の深化と発展に不可欠である。そのためには、モニタリングやシステム開発の継続性と研究プラットフォーム(衛星や観測船等)の維持・強化が必要となる。 ②計算機資源の拡充、社会受容性のための評価などが求められる。 ③要素技術のみならずシステム化の研究開発の推進や、人文社会科学も含む学際性(interdisciplinarity)、あらゆる関係者が参加するトランスディシプリナリ性(transdisciplinarity)も求められる。 |
項目 | 内容 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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日本の挑戦課題 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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日本の挑戦課題 |
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世界の技術革新の潮流 |
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科学技術における日本の位置づけ |
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