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参考

「第6回 科学の甲子園全国大会」開催概要

1.目的

第6回科学の甲子園全国大会(以下、「全国大会」という)は、国立、公立、私立の高等学校、中等教育学校後期課程および高等専門学校等(以下、「高等学校等」という。)の生徒等を対象とした科学技術・理科・数学等における複数分野の競技を開催することにより、全国の科学好きな生徒等が集い、競い合い、活躍できる場を構築し、提供することで、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層を伸ばすことを目的とします。

2.全国大会の実施・協力体制

  1. ① 主催 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
  2. ② 共催 茨城県、茨城県教育委員会、つくば市、高等学校文化連盟 全国自然科学専門部
  3. ③ 後援 文部科学省、公益社団法人 日本理科教育振興協会
  4. ④ 協力 都道府県教育委員会、その他の関係機関

3.開催日程

① 平成29年3月17日(金)~20日(月)

② 大会の日程は以下のとおり(行事は変更される場合があります)。

3月17日(金) 開会式、オリエンテーション、実技競技、スワップミート
3月18日(土) 筆記競技、実技競技
3月19日(日) 実技競技、表彰式、協賛企業等によるブース展示、協賛企業と教育関係者との交流会、フェアウェルパーティー
3月20日(月) エクスカーション、解散
スワップミートは、生徒同士の交流を目的とした物品交換会です。

4.場所

つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)およびつくばカピオ(茨城県つくば市竹園1-10-1)

5.出場チーム

  1. ① 各都道府県教育委員会は当該都道府県内のすべての高等学校などを対象とした全国大会の代表を選考するための都道府県大会を行います。その実施方法は当該都道府県教育委員会の定めによります。
  2. ② 全国大会出場チームは、1都道府県1チーム
  3. ③ 全国大会出場チームは、1校単位で編成
  4. ④ 出場チームは、高校1、2学年の生徒(中等教育学校後期課程および高等専門学校にあっては同年次の生徒または学生)で構成
  5. ⑤ 出場チームの員数は、6人以上8人以内

6.競技の種類

筆記競技と実技競技を実施

① 筆記競技
筆記競技は、理科、数学、情報の中から、習得した知識をもとにその活用について問う問題で、教科・科目の枠を超えた融合的な問題も出題されることがあります。

② 実技競技
実技競技は理科、数学、情報に関わる実験、実習、考察など、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力などにより課題を解決する力を競い合います。

7.競技の形式

筆記競技、実技競技ともに、各出場チームが競技ごとに定められた複数人からなる競技チームを構成し、当該競技チームが問題等を分担、相談するなど協働して成果を創出し、その成果を競い合います。

競技数、競技者数、配点比率および競技時間は以下のとおり。

種目 競技数 競技者数 配点比率 競技時間
①筆記競技 1競技 6名/1競技 筆記競技と実技競技の配点比率は1:2とする。 120分程度
②実技競技 3競技 3~4名/1競技 競技毎に決定

8.表彰等

  1. ① 主催者が定めた審査委員会が、各競技の成績点数の合計によって優勝チームを決定します。
  2. ② 優勝チームには、文部科学大臣賞が授与されます。
  3. ③ 主催者は協賛企業などを広く募り、その他の表彰を授与します。
  4. ④ 大会成績上位の出場チームの成績を公表します。全出場チームの成績は当該出場チームおよび当該教育委員会に提供します。

以上