JST(理事長 濵口 道成)は、産学共同実用化開発事業(NexTEP)未来創造ベンチャータイプ平成28年度緊急募集における新規課題2件を決定いたしました(別紙)。
NexTEPは、大学などの研究成果に基づくシーズを用いた、開発リスクが高く規模の大きい開発を支援し実用化を目指す技術移転支援事業です。
NexTEPでは、開発を行う企業などに開発費(原則、総額1億円以上50億円以下)を支出し、開発が成功した場合は支出した開発費の全額の返済を求め、開発不成功の場合は開発費支出の10%の返済を求めます。JSTが開発のリスクを負担することで、大学などの研究成果に基づくシーズの開発を促進します。
今回の募集は、平成28年10月12日(水)から10月25日(火)まで行い、2件の応募がありました。募集締め切り後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性、事業化の可能性、開発に伴うリスクなどの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに課題を決定しました。