JST(理事長 濵口 道成)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のうち、ステージⅢ(NexTEP-Bタイプ)の平成28年度募集における新規課題2件を決定しました(別紙)。
A-STEPは、大学などの研究成果の実用化を目指す研究開発フェーズを対象に、課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに支援するプログラムです。ステージⅢは、既に実用性が検証されている研究成果について企業が主体となって実用化開発・実証試験を行うフェーズであり、そのうちNexTEP-Bタイプは、比較的規模の小さな企業(資本金10億円以下)の取り組みを支援するものです。
本年度は、平成28年3月7日(月)から6月10日(金)までの間に募集を行い、ステージⅢ(NexTEP-Bタイプ)に10件の応募がありました。
募集締め切り後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて1)課題の独創性(新規性)および優位性、2)目標設定の妥当性、3)イノベーション創出の可能性、4)提案内容の実行可能性、5)事業化の可能性、6)開発に伴うリスク、などの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに支援課題を決定しました。
※当該2件以外にも現在調整中の課題があり、契約などが整い次第、以下のホームページにてご案内します。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/a-step/index.html