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科学技術振興機構報 第1236号

平成28年12月16日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
「日本-EU共同研究」における平成28年度新規課題の決定について

JST(理事長 濵口 道成)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)注1)「日本-EU共同研究」において、「パワーエレクトロニクス」分野と「希少元素代替材料」分野に関する共同研究課題の募集および審査を行い、平成28年度新規課題として以下の1件を決定しました(別紙1)。

本公募は、EUの科学技術関係機関である欧州委員会研究イノベーション総局(EC DG RTD)注2)HORIZON2020注3)の枠組みで実施した公募に応じるコンソーシアムに参加する日本の研究者に対して、JSTが研究費を提供するものです。

「革新的高信頼性窒化物半導体パワーデバイスの開発と応用」

日本側:三宅 秀人 教授(三重大学 大学院地域イノベーション学研究科)
EU側:ガウデンチオ・メネゲッソ 教授(パドバ大学 情報工学部)

本研究は、窒化物半導体材料の持つポテンシャルを十分に引き出して、工業用および車載用に応用可能な頑健性(ロバスト性)と高信頼性を示す高・中耐圧パワーデバイスを開発し、エネルギー高効率利用システムの実現を目指すものです。

今回の共同研究課題の募集には、日本側には「パワーエレクトロニクス」分野5件、「希少元素代替材料」分野11件の応募があり、これらの応募課題についてJSTの研究主幹と日本側の外部専門家が評価を行いました。その結果とEC DG RTDによる評価結果を照らし合わせ、日本とEUの双方が採択すべきと評価した「パワーエレクトロニクス」分野の1件をJSTの採択課題として決定しました。「希少元素代替材料」分野に関しては採択なしと決定しました。

平成29年1月から開始し、研究期間は3年間を予定しています。JSTによる資金の額は研究課題あたり総額6000万円(上限)を予定しています。

注1) 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
省庁間の調整に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力対象国・分野において、相手国の研究支援機関と共同で研究提案を公募・採択し、国際共同研究に対して研究費を提供します。
国際科学技術共同研究推進事業ホームページURL: http://www.jst.go.jp/inter/sicorp/index.html
注2) 欧州委員会研究イノベーション総局(EC DG RTD:European Commission Directorate-General for Research and Innovation)
欧州委員会の中で研究開発に関連する政策を中心的に担当する部門であり、研究費配分機関として公募型研究プログラムを実施しています。
EC DG RTDホームページURL: http://ec.europa.eu/research/index.cfm
注3) HORIZON2020
2014年より2020年までの7年間にわたり、全欧州規模で実施される、最大規模の研究および革新的開発を促進するためのフレームワークプログラムです。
HORIZON2020ホームページURL: http://ec.europa.eu/programmes/horizon2020/en/what-horizon-2020

<添付資料>

別紙1:戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)「日本-EU共同研究」「パワーエレクトロニクス」分野 平成28年度新規課題 一覧

別紙2:戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)「日本-EU共同研究」評価委員(日本側) 一覧

参考:戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)「日本-EU共同研究」平成28年度採択に関して

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
村上 隆志(ムラカミ タカシ)、箕輪 大(ミノワ ダイ)、久永 幸博(ヒサナガ ユキヒロ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379
E-mail:

(英文)“JST to fund EU-Japan research project within the Strategic International Collaborative Research Program (SICORP)