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別紙2

平成28年度 新規実装プロジェクト(成果統合型)の概要

実装プロジェクト名: 「高齢社会課題解決に向けた共創拠点の構築」

実装代表者名: 辻 哲夫(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授)

実装活動の概要:

高齢社会が直面する複合的な課題群をコミュニティにおいて効果的・効率的に解決するために、統合した社会技術・知見の創出と、それらの利活用を担う人材の育成とネットワーク化を通して、活力と魅力ある高齢社会を共創する拠点機能の確立を目指す。

本プロジェクトでは、学際的・職際的に情報を集約する学術的な協議体の創設と、実践に基づく知見を蓄積するコミュニティ活動による対話と協働による社会技術の洗練・統合・共有を推進していく。「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域にて開発された社会技術を基盤としながら、全国的に取り組まれている解決策・協働のあり方を俯瞰的に体系化し、政策提言などにつなげる理論的な活動と、千葉県柏市などの実践コミュニティにて展開される社会技術の洗練化を図る実践の両面から構成する。合わせて、これらの知見を利活用できる人材の育成とネットワーキングを図る。

さらに、プロジェクト期間内に一般社団法人「高齢社会共創センター(仮称)」を立ち上げて機能を拡張・継承することで、継続的かつ発展的に組織体によって、包括的な課題解決を支援する拠点となることを目指す。

研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型)