JST(理事長 濵口 道成)は、大阪大学から研究費の不正疑惑に関する報告を受け、関連する研究費の取引実態などの調査を実施しました。
調査の結果、戦略的創造研究推進事業の直執行注1)研究費に関して、取引先企業3社で合計93,164,955円の不正使用(預け金および品名替注2))があったことを確認しました(別紙1)。なお、私的流用は確認されませんでした。
JSTでは、研究費の不正使用に関与したJST職員および研究者に対する処分、取引先企業に対し不正に使用された研究費の返還請求を行う予定です。
また、研究費の不正使用などの再発防止に向けた取り組みを一層強化し、今後とも公的研究費の適切な運用がなされるよう努めてまいります。