別 紙

研究情報データベース化事業

データベースの概要

データベース名 生体水素水和水データベース(略名:HHDB)
研究機関名 日本原子力研究所
URL URL:http://hhdb.tokai.jaeri.go.jp/
概 要  タンパク質等の生体高分子の生理機能の発現には水素原子や水和水の立体構造が深く関与する。本データベースは、中性子回折により決定した水素・水和構造に関する情報を収録した世界初のデータベースである。
 ルブレドキシン、ミオグロビン等19種類のタンパク質の立体構造が登録され、2万件以上の水素原子位置と1万件以上の水素結合位置の情報が含まれている。
 統計処理ツール(水素結合距離・角度の分布等)と立体構造閲覧ツ-ルの2つの機能を有しており、生体高分子の新たな機能解明の大きな助けとなるとともに、理論計算による創薬研究への展開が期待できる。

データベース名 水産海洋データベース(略名:JFODB)
研究機関名 独立行政法人 水産総合研究センター 中央水産研究所
URL URL:http://jfodb.dc.affrc.go.jp/
概 要 本データベースは、百年を超える歴史を持つ我が国の水産研究所を中心とした水産海洋研究の過程において蓄積された膨大な量の海洋環境と水産資源についての調査資料を電子化して収録したものである。
 収録したデータは、海水温等の海洋観測データ(定地観測データ12万件(1921~1984)、定線観測データ70万件(1918~1993))、魚体測定データ35万件(1936~1994)、卵稚仔・プランクトンデータ12万件(1949~1988)、漁獲量データ131魚種(1894~2001)等である。
 電子化されたすべての数値データを検索する機能、海洋観測データを地域別にダウンロードする機能、原資料の画像ファイルを閲覧する機能を備えている。
 これまでほとんどなかった1931年以前の観測データを発掘しデータベースに収録したことで、20世紀初めから現在に至る日本周辺海域の海洋環境と海洋生物の生態の変遷を把握することが可能になる。
■ 戻る ■


This page updated on September 30, 2004

Copyright©2004 Japan Science and Technology Agency.