内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」(プログラム・マネージャー:山川 義徳)は、「Healthcare Brainチャレンジ」において、機能性食品や植物由来成分、運動やワークショップ、ウェアラブル機器を活用した取り組み12件を入選アイデアとして採択しました(別紙)。
「Healthcare Brainチャレンジ」は、脳の健康促進の観点から、非医療分野の製品やサービスに関する革新的なアイデアを幅広く募集しました。
初年度は49件の応募があり、アイデアの革新性が評価された12件の提案が採択されました。具体的には、機能性食品や植物由来成分としては、乳酸菌、キサントフィル、ビール苦味成分、アロマオイル、ユズ精油などを、運動やワークショップとしては、ストレッチや卓球、アートセラピー、健康プログラムなどを、ウェアラブル機器としては、ヘッドマウントディスプレイ、姿勢センサー、カラーレンズなどを活用する取り組みを入選アイデアとしました。
入選アイデアの一部は、理化学研究所、京都大学、東京大学の施設で実際に脳の状態を計測する実証トライアルを行い、その提案内容が脳の健康に与える影響について科学的観点から評価します。実証トライアルの結果は、来年2月に開催するシンポジウムで公開する予定です。
※ 入選アイデアはあくまでアイデアの革新性が評価されたものであり、それぞれの効能を 本プログラムとして認証するものではありません。