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科学技術振興機構報 第1120号

平成27年8月7日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

ウイルス感染に関するお詫びとご報告

JST職員が、改ざんされたWEBサイトに業務でアクセスしたことにより、悪意のあるプログラムに感染し、その結果、数台のパソコンが外部の不正サーバーと通信を行っていたことが内部調査で判明しました。

その一部のパソコンから、個人情報を含むデータが流出したおそれがあります。

関係者の皆様には多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に取り組んでまいります。

■ 感染した経緯とJSTの対応

7月15日、職員が、「Adobe Flash Player」の脆弱性を悪用したプログラムが仕掛けられていたWEBサイトに業務でアクセスし、閲覧したことによりウイルスに感染し、その結果、7月15日から7月17日までの間、数台のパソコンが外部の不正サーバーと通信を行っていたことが判明しました。

7月17日、不正サーバーとの通信を検知し、直ちにパソコンをネットワークから切り離し不正サーバーとの通信を遮断しましたが、既に一部のパソコンからのデータ流出を確認しており、その中に個人情報が含まれていた可能性があります。

■ 流出した可能性のある個人情報

JST事業の関係者のデータ(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)、最大で215名分。

個人情報が流出した可能性のある方々には、JSTより謝罪致しました。

現時点では被害は報告されていません。

■ 今後の対応

今回の事案発生の原因は、当該脆弱性に対する対応が徹底されていなかったこと、および個人情報が含まれるファイルを業務用のパソコン内部に保存していたことです。

今後このような事案を再発させないため、全職員に対し、情報セキュリティ対策および個人情報などの適切な取り扱いについて、指導を徹底することと致します。

なお、更なる事実の解明のため、警察に相談しています。

<お問い合わせ先>

<本件に関するお問い合わせ先>

科学技術振興機構 情報化推進室
Tel:03-5214-8415 Fax:03-5214-8400
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<報道関係者お問い合わせ先>

科学技術振興機構 広報課
Tel:03-5214-8404 Fax:03-5214-8432
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