(参考1)

研究領域の概要


<個人型研究(さきがけタイプ)>

○戦略目標「新たな手法の開発等を通じた先端的な計測・分析機器の実現に向けた基盤技術の創出」の下の研究領域
「構造機能と計測分析」
研究総括:寺部 茂(兵庫県立大学大学院物質理学研究科 教授)
研究領域の概要
 本研究領域は、新現象の発見と解明のために欠くことのできない計測・分析技術に関して、個人の独創的な発想に基づくこれまでにない革新技術の芽の創出を目指す研究を対象とするものです。
 具体的には、生体物質の構造や機能に関する分析技術や生命現象の計測技術、原子・分子レベルにおける物理・化学現象や物性および表面・界面の構造や機能に関する計測・分析技術、また環境や生態の計測・分析技術などに関して、新たな方法論の創出や、技術展開の契機となるような研究を対象とします。
 また、計測・分析技術に関してブレークスルーをもたらすことが期待される試料前処理、試薬、ソフトウェア等の重要な関連技術をも対象とします。


○戦略目標「メディア芸術の創造の高度化を支える先進的科学技術の創出」の下の研究領域
「デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術」
研究総括:原島 博(東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授)
CRESTタイプの本領域と共通です。


○戦略目標「情報通信技術に革新をもたらす量子情報処理の実現に向けた技術基盤の構築」の下の研究領域
○戦略目標「新しい原理による高速大容量情報処理技術の構築」の下の研究領域

「量子と情報」
研究総括:細谷 曉夫(東京工業大学大学院理工学研究科 教授)
研究領域の概要
 本研究領域は、量子力学的現象を利用した情報処理を実現するために、量子力学と情報処理の間に横たわる諸問題の解決に資する研究を対象とするものです。
 具体的には、量子もつれ効果の強さと情報処理能力の関係についての理論的・実証的な研究、新しいアルゴリズムの創出、量子状態の評価技術、記憶方法、量子情報の高密度伝送方式、通信における符号化・誤り訂正・情報セキュリティ等、安全かつ高速の情報処理を実現するための基盤を拡充する抜本的、革新的な研究を対象とします。

○戦略目標「医療・情報産業における原子・分子レベルの現象に基づく精密製品設計・高度治療実現のための次世代統合シミュレーション技術の確立」の下の研究領域
「シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築」
研究総括:土居 範久(中央大学理工学部 教授)
CRESTタイプの本領域と共通です。

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This page updated on September 21, 2004

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