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別紙

ベルモント・フォーラム2014年CRA(国際共同研究)
「持続可能性のための北極観測と研究」新規課題 一覧

Type2(小規模既存プロジェクト統合型)

共同研究課題 海外研究代表者/所属・役職 共同研究課題概要
日本側研究代表者/所属・役職
気候変動下における北極海洋システムの回復力と適応力
(RACArctic)
フランツ・ミューター(米国代表) (米国)アラスカ大学 水産海洋学部 准教授 ジョージ・ハント (米国)ワシントン大学 水圏水産学部 教授 ヘンリー・ハンチングトン (米国)ハンチングコンサルタンツ社 マイク・シグラー (米国)米国大気海洋庁 アラスカ水産科学研究所 海洋生物研究官 アラン・ヘイニー (米国)米国大気海洋庁 アラスカ水産科学研究所 経済学研究官 ケネス・ドリンクウォーター(ノルウェー代表) (ノルウェー)国立海洋研究所 海洋気候部門 主任研究員 アルフ・ヘコン・ホエル (ノルウェー)国立海洋研究所 トロモソ支所 支所長 ランディ・イングバカルセン (ノルウェー)国立海洋研究所 海洋気候部門 主任研究員 メリッサ・キエリシー (ノルウェー)国立海洋研究所 海洋気候部門 主任研究員 ベンジャミン・プランク (ノルウェー)国立海洋研究所 トロモソ支所 主任研究員 ジャン・エリック・スチアンサー (ノルウェー)国立海洋研究所 海洋気候部門 部門リーダー アルネ・エイデ (ノルウェー)トロモソ大学 水産学部 教授 本研究では、環北極海域(北極海および隣接する周辺の亜寒帯海域)における共通点や差異を整理しながら太平洋−北極海−大西洋における環境変化と海洋生態系の応答について統合的に理解することを目的とする。 国際共同研究プログラムIMBER(海洋生物地球化学と生態系の統合研究)の地域研究プログラムESSAS(Ecosystem Studies of Sub−Arctic Seas:亜寒帯域における海洋生態系研究)を母体にそこに参画している日本、米国、ノルウェーの科学運営委員を中心に研究を推進する。具体的には、2015年から2018年の間に、各国で進行している既存の研究成果を発表する国際ワークショップを3回開催し、太平洋亜寒帯域−北極海における環境変動と生態系応答、大西洋亜寒帯域―北極海における環境変動と生態系応答、太平洋亜寒帯域−北極海−大西洋亜寒帯域を取り巻く環北極海全域の海洋生態系の統合的理解を図る。 ワークショップでは、さらに、社会科学分野の研究者やステークホルダー(漁業共同組合連合会、流通関連企業、水産関連企業、海運関連企業など)に参加してもらい、社会活動に活かせる学術的成果を洗い出すと同時に、さらに期待される監視観測の項目や海域の選定を行い、今後の環北極海における学術観測研究計画策定に資する議論を行う。
齊藤 誠一(コンソーシアム研究代表者) 北海道大学 大学院水産科学研究院 教授 原田 尚美 海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター センター長代理 菊池 隆 海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター グループリーダー 平譯 享 北海道大学 大学院水産科学研究院 准教授 綿貫 豊 北海道大学 大学院水産科学研究院 教授 牧野 光琢 水産総合研究センター 中央水産研究所 経営経済研究センター 高倉 浩樹 東北大学 東北アジア研究センター ロシア・シベリア研究分野 教授

※課題名()内は略称

Type3(共同研究型)

課題名 海外研究代表者/所属・役職 課題概要
日本側研究代表者/所属・役職
東部ロシア北極域永久凍土上の生態系と都市と村落の炭素収支
(COPERA)
ミハエル・プリシャズニー(ロシア代表) (ロシア)北東連邦大学 副学長 准教授 トゥヤラ・ガブリリェバ (ロシア)北東連邦大学 教授 トロフィーム・マキシモフ (ロシア)寒冷圏生物学研究所 部長/
北東連邦大BESTセンター センター長 教授
ヨシカワ・ケンジ(米国代表) (米国)アラスカ大学フェアバンクス校 水理環境研究センター 教授
本研究は永久凍土が広がる東部ロシア北極圏とタイガ域において、自然生態系の炭素吸収量と都市と村落の炭素放出量を見積もり、炭素収支量を比較して自然科学系と社会科学系の協同をはかる。得られた科学的データを有用な情報に変えて今後予想される変化とあわせて提示し、住民のより良い生活のために地方行政・住民が選択すべき解決策を考えるための基礎的データを提示することを目的とする。 生態系炭素収支は日本−ロシア間で共同研究を進め、都市部と村落の統計解析と現地調査はロシア側が中心となり、日本チームと連携して実施する。炭素収支と人の生活を左右する永久凍土の調査は米国が中心となり、日本、ロシアチームが協力して進める。 自然科学者と社会科学者の協同による生態系と社会を含めた炭素収支とその変動要因を科学的に提示し、小学校などでの永久凍土や気温の観測、地方政府や市町村の関係者を含めた会議を通して社会と成果を共有する。また、市町村、地方、共和国レベルの委員会などに参加するロシアチームメンバーの活動を通して成果を政策に反映させていく。
杉本 敦子(コンソーシアム研究代表者) 北海道大学 地球環境科学研究院 教授 田畑 伸一郎 北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター センター長 教授 鈴木 力英 海洋研究開発機構 地球表層物質循環 研究分野 分野長 太田 岳史 名古屋大学 大学院生命農学研究科 教授

※課題名()内は略称