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別紙2

国際科学技術共同研究推進事業
「日本−フランス共同研究」平成26年度新規課題採択

総評

研究主幹 山本 尚(中部大学 分子性触媒研究センター長・研究推進機構長
/シカゴ大学 名誉教授/名古屋大学 名誉教授)
副研究主幹 加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科 教授)

2014年度の第1回募集においては、計37件の申請があり、日仏双方による慎重な審査および合議の結果、4件を採択することとした。内容としては、次世代の電池材料・太陽電池材料・生体適応材料・人工光合成への応用を目指した研究であり、分子技術の発展に資するものと考えている。日仏の相互作用による飛躍的な展開を大いに期待している。また、今回の申請では、分子技術が充分には理解できていない申請書が数多く見受けられ、大変に残念であった。分子技術は日本が発信した、新しい研究領域であり、20−30年後に実を結ぶ真に革新的なグリーン・イノベーションやライフ・イノベーションへの明確な目標を掲げ、その目標に沿って最も適切な分子を設計し、創るというプロセスの2面性を持っており、一方が欠けても、分子技術にならないことを意識して、申請書を作っていただきたい。次の第2回募集は、2015年1月から2月頃を予定しており、是非とも“Me too”でなく、“Me only”の分子技術を期待している。