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科学技術振興機構報 第1066号

平成26年10月30日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

国際科学技術共同研究推進事業
「日本−カナダ共同研究」における
平成26年度新規課題の決定について

JST(理事長 中村 道治)は、カナダ自然科学・工学研究会議(NSERC注1)と共同で「環境・エネルギー」分野の中の「持続可能な水利用」に関する課題の募集および審査を行い、以下の共同研究課題を支援することを決定しました。この支援は、国際科学技術共同研究推進事業注2)日本−カナダ共同研究注3)」の一環として行われるものです。

支援を決定した課題は次の通りです。

「小規模水道における持続的水供給の実現に資する革新的紫外線技術の創出」
(研究代表者:東京大学 大学院工学系研究科 小熊 久美子 講師、ブリティッシュコロンビア大学 化学生物工学部門 マジド・モフセニ 教授)

本研究は、山間部や遠隔地の小規模水道でも利用可能な、小型で維持管理が容易で安全な紫外線LEDなどの革新的紫外線水処理技術の提案を目指すものです。

今回の共同研究課題の募集では3件の応募があり、これらの応募課題を日本側およびカナダ側の外部専門家により評価しました。JSTとNSERCはその結果をもとに協議を行い、研究内容の優位性や交流計画の有効性などの観点から、日本とカナダがともに支援すべきとして合意した1件を支援課題として決定しました。日本側、カナダ側とも平成26年12月を目途に支援を開始し、研究期間は支援開始から3年間を予定しています。

注1) カナダ自然科学・工学研究会議(NSERC:Natural Sciences and Engineering Research Council) 
基礎研究から応用研究まで幅広く研究投資を行う、1978年に設立されたカナダ産業省傘下の資金配分機関。カナダ国民の利益のため、同国の科学・技術的能力を高めることを目的としています。
NSERCホームページURL:http://www.nserc-crsng.gc.ca/index_eng.asp
注2) 国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム:SICORP)
省庁間合意に基づき、戦略的に重要なものとして文部科学省が設定した協力対象国・地域および分野において、相手国の研究支援機関と共同で研究提案を公募・採択し、国際共同研究を支援します。
国際科学技術共同研究推進事業ホームページURL:http://www.jst.go.jp/inter/index.html
注3) 日本−カナダ共同研究
平成22年11月にオタワで開催された、第11回日加科学技術協力合同委員会における合意に基づき、文部科学省が「環境・エネルギー」を協力分野として設定しました。それを受けJSTは、NSERCと共同で、設定された研究分野の中で「再生可能エネルギー」「エネルギー利用」を研究領域として、第1回目公募を平成24年、第2回目公募を平成25年に実施しました。第3回目は、「持続可能な水利用」領域で行われ、今回の決定は、その公募による課題採択結果です。

<添付資料>

別紙:国際科学技術共同研究推進事業「日本−カナダ共同研究」平成26年度新規課題 一覧

参考:国際科学技術共同研究推進事業「日本−カナダ共同研究」平成26年度新規課題の採択に関して

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7K’s五番町
中島 英夫(ナカジマ ヒデオ)、宮下 由美子(ミヤシタ ユミコ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379
E-mail:

(英文):JST to fund 1 project on “Sustainable Water Use” for the Japanese-Canadian Research Cooperative Program, within the framework of the Strategic International Collaborative Research Program (SICORP)