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別紙1

「サイエンス・リーダーズ・キャンプ」
平成26年度実施機関および採択企画一覧

実施機関名
「採択企画名」
概要
旭川医科大学
「先端生命科学研究の基盤技術を教育活動に活用できる教員育成講座」
 生命科学の先端研究の基盤技術について、原理や実際の研究での使用例を実習を通じて体験することで、これらの研究技術に対する深い理解をもち教育活動に応用できる教員の養成を目的とする。合宿では本学での先端研究の1つである再生医学について講義とPCR法、免疫染色実習、電子顕微鏡観察実習を実施する。各実習では再生医学研究中の試料を扱い、各実習結果の総合的な理解が再生医学研究の理解につながり、実習全体を通して研究の追体験ができる。また合宿後のフォローアップとして先端研究を用いた教育活動の立案と実践を支援し、テレビ会議システムを用いた成果発表会を開催する。本企画では実習内容を応用した新たな教育活動の立案と実践の事例を蓄積し、全国の教育者への公開を目指す。
東北大学
大学院医工学研究科
「革新的な未来を拓く医工連携人材育成の現場」
 我が国唯一の医工連携大学院における医療工学人材育成方法と実習専用設備、東北大学 REDEEMプロジェクトの社会人再教育の実践経験を生かし、遺伝子多型解析や細胞の蛍光イメージングなどの実習で「生命科学」の面白さを体験する。最先端の「医工学」の研究・技術に触れる講義・研究室訪問・手術室見学などを通じて、境界領域・複合領域の学問の進展を理解する。理科教育の重要性と理系進路の多様性、次世代の研究・開発人材育成について学び、女子生徒の理工系進路選択支援や地域のサイエンスコミュニケーターとしての意識も啓発するための合宿を実施する。
東京理科大学
総合教育機構
「体験を通じた最先端の理数系総合指導力の向上」
 理数系教員の総合指導力の向上を目的とする。理数教育の分野横断・融合と、体験を通した深い科学的思考の形成をテーマとし、初年度は数学、27年度は生物、28年度は化学を実施する。また、理数分野の研究と教員養成の強みを生かし、講義、実験(演習)、討論などを行い、合宿後には理論と実践の往還を踏まえたシンポジウムを実施し、現職教員と教職志望学生に対し成果を還元させることを特色とする。
愛媛大学
プロテオサイエンスセンター
「タンパク質研究の先端技術を活用した実践型次世代生命科学教育」
 生命を分子のレベルで理解する教育プログラムを習得し、それを教育現場において実践、あるいは新たな教材を開発して、次世代の生命科学教育の推進を図る。タンパク質研究に関する先端技術の講義と実習、先端研究センターの見学、e−ラーニングの実習、前年度参加者による事例紹介などを実施する。本学が開発したコムギ無細胞タンパク質合成技術を利用した実験教材を実際に体験でき、希望があれば勤務校においても実施できる。
山口大学 農学部
「ミクロな細胞からマクロな生態系に至る可視化技術と解析手法」
 参加教諭にスケールの異なる視点で、「自然」を可視化する技術および解析する手法を体験させる。この中で、生物試料の解析を通じて、理科4教科にまたがる知識を動員して、相互の関連性について認識する。食料生産科学・生命科学・環境科学を網羅する農学に関連付けることで、応用を意識しつつ取り組むことを可能にする。合宿で参加教諭自身が作成した画像ファイルだけでなく、山口大学 農学部の研究・人的資源を活用して作成した「画像・動画コンテンツ」を利用し、授業などに反映させ、「理数系に興味関心を持ち、理数系分野への進路を考えている生徒」の動機づけに資する指導能力を向上させる実践的な取り組みを行う。