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科学技術振興機構報 第1020号

平成26年4月16日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における
平成26年度新規採択研究課題の決定
〜「科学技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連携による国際共同研究〜

JST(理事長 中村 道治)は、国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における平成26年度新規採択研究課題を条件付き注1)にて決定しました(別紙1)。

本事業は、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省、外務省の支援のもと、JSTと独立行政法人 国際協力機構(JICA)が連携して実施するものです。開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進することによって、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。

今回、環境・エネルギー分野、生物資源分野、防災分野、感染症分野について研究提案の募集を行ったところ、合計97件の応募がありました。募集締切後、ODAの視点からの評価も含め、外部有識者による委員会が書類選考と面接選考を行い、下表のように4分野5領域について合計10件の研究課題を決定しました。今回、ミャンマーとセルビアの研究課題が初めて採択され、SATREPSで採択した国は、合計41ヵ国となりました。

今後、契約などの準備が整い次第、支援を開始する予定です。

<研究分野別・地域別 採択研究課題数>

研究分野 環境・エネルギー分野 生物資源分野 防災分野 感染症分野
研究領域 ①「地球規模の環境課題の解決に資する研究」 ②「低炭素社会の実現に向けた高度エネルギーシステムに関する研究」 ③「生物資源の持続可能な生産・利用に資する研究」 ④「開発途上国のニーズを踏まえた防災に関する研究」 ⑤「開発途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究」
採択件数 1件 2件 2件 2件 3件
地域 アジア 中南米 その他
採択件数 7件 2件 1件
注1) 条件付き
今後は、外務省による相手国政府との実施にかかわる国際約束の締結、それに続くJICAによる相手国関係機関との実務協議を経た後、研究課題ごとに共同研究を開始します。しかし、相手国関係機関との実務協議の内容や相手国情勢などによっては、新規採択研究課題の取り消しも含め内容が変更となるなどの可能性もあるため、現時点では「条件付き」での採択としています。

<添付資料>

別紙1:平成26年度 採択研究課題一覧

別紙2:平成26年度 研究課題の応募件数および採択件数

別紙3:平成20〜26年度 採択課題の研究領域別国分布

別紙4:平成26年度 採択研究課題の概要

別紙5:地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の概要

別紙6:選考の観点および留意事項

別紙7:公募開始から条件付き採択課題決定までの流れ

別紙8:平成26年度 推進委員会および審査委員会委員

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 国際科学技術部(地球規模課題協力グループ)
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
Tel:03-5214-8085 Fax:03-5214-7379
E-mail:
SATREPS URL:http://www.jst.go.jp/global/

(英文)JST announces 10 new SATREPS projects for FY2014
—Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development program combines international joint research with official development assistance (ODA) —