課 題 名	「ダイレスフォーミング加工機」
研 究 者	松原茂夫 （職業能力開発総合大学校　教授 ）
所有者	松原茂夫 株式会社アミノ 科学技術振興事業団
委託企業	株式会社アミノ
開 発 費	270,000,000 円
開発期間	平成１２年３月～平成１４年２月
評 価	本新技術は、製品設計データより作成したＮＣデータに基づき、製品の底にあたる部分を頂上にし、上から球底をした移動工具で等高線を描くように素材の金属板を押しつけて逐次的に製品形状に成形する技術である。また、加工成形速度、繰り返し停止精度向上のため、移動台にアルミ材を使用して軽量化を図り、加工精度向上のため、成形後に外観形状を３次元測定機で測定したデータを設計データにフィードバックし、データの修正と製品の再成形が容易に出来るようにした。 本新技術により、プレス金型が不要で、プレスでは成形不可能な複雑な形状が成形可能となった。また、大型成形品の小ロット生産や試作開発の迅速化が可能となり、金属素材にはアルミ、スチール、ステンレス、チタン等が可能であるため、新幹線車両、自動車部品、家電製品、事務機器部品等の様々な分野での利用が期待される。
評 価 者	新技術審議会　会長 末松安晴 新技術審議会　新技術開発部会長 廣部雅昭 新技術審議会　委員 増本　健、富山朔太郎、中川威雄、増田善昭、御園生　誠、吉村　進、小村　武
評 価 日	平成１４年３月１３日