株式会社Xenoma(東京都大田区、代表取締役CEO 網盛 一郎)は、カメラなしでユーザーの動きを認識するスマートアパレル「e-skin」を個人向けに提供開始します。これまでは法人向けのみの提供となっていましたが、量産体制を整備し、個人ユーザーにリーズナブルな価格でご提供できるようになりました。
個人向けリリースに伴い、新しく次のような機能を追加しました。
- これまでのWindowsとAndroid(Visual C#・Unity)に 加えJava SDK・MacOS・iOSやUnreal Engineなどへ対応開発環境を拡張
- AI初心者でも使用可能なディープラーニングによるオリジナルのモーション判定開発機能
- Microsoft HoloLensなどとの連携(UWPアプリ用SDK)
e-skinは、軽くて着心地が良く、洗濯も可能な普通の「服」でありながら、センサーを搭載してユーザーの動きを認識できるスマートアパレルです。Tシャツなどの上から着用するだけで、VRなどのゲームのコントローラーとして、格闘ゲーム、ダンスゲーム、スポーツゲームなど、身体性の高いコンテンツに対して直観的で自然なユーザー体験をもたらします。
また、ジョギングやヨガなどの運動のパフォーマンス解析にも用いることができます。
個人ユーザーへの提供は、日本時間8月2日午前1時より、米クラウドファンディングサイトであるKickstarterを通じて開始する予定です。e-skinが受け取れる支援プランは479ドル(先着100セット限定)より用意されます。
<内容>
e-skinについて
14個の伸縮センサーを有する服e-skin Shirtに、e-skin Hubと呼ばれるコントローラーを接続して使用します。
Kickstarterの支援プランでは、e-skin Shirt、e-skin Hub、開発用のSDKを含むe-skin Developer's Kitの内容に加え、ミニゲームアプリを選択できます。
プレスキット
Kickstarterについて
株式会社Xenomaについて
東京大学・染谷研究室/JST ERATO 染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクトのスピンオフとして設立されました。2016年4月にJST 出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)からの出資を受け、Printed Circuit Fabric(電子回路布)と呼ばれる、伸縮性回路を布上に形成する技術を活用したスマートアパレルe-skinの開発・事業化を行っています。NEDO STS助成事業の支援により、2017年2月にe-skin DKの法人向け販売を開始しました。
<お問い合わせ先>
<e-skin製品について>
株式会社Xenoma
〒143-0013 東京都大田区大森南4-6-15 テクノフロント森ケ崎303
Tel:03-5735-4622 Fax:03-3741-7750
E-mail:
URL:https://xenoma.com/
担当:富取
<SUCCESS事業に関すること>
科学技術振興機構 起業支援室
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
Tel:03-6380-9014 Fax:03-5214-0017
E-mail:
<報道担当>
科学技術振興機構 広報課
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
Tel:03-5214-8404 Fax:03-5214-8432
E-mail: