注1)生体膜
細胞が有するその外界との境界の膜のこと。
注2)(タンパク質の)立体構造
アミノ酸が多数連結してできたタンパク質は、複雑な3次元構造を形成することではじめてその機能を発揮することができる。
注3)X線 結晶構造解析
タンパク質などの生体高分子化合物の結晶を調製し、その結晶に対しX線を照射することで、立体構造を決定する手法。
注4)膜貫通領域
輸送体などの生体膜中で機能するタンパク質は、生体膜を横切る領域を含んでいる。輸送体により細胞の内外へ運ばれる物質はこの領域を透過する。
注5)分解能
立体構造解析において、対象を測定または識別できる能力の指標。